前回は の地点で止まっていました。
4コマで先に見る
脳の可塑性を目覚めさせよう
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1問題
うなだれた疲れた人と、ほとんど空になった電池 頭がかたくなった気がする
年をとると頭がかたくなるといわれますが、脳は一生変わります。
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2しくみ
2つの神経細胞が枝を伸ばしてつながる瞬間 つながりを増やそう
脳の可塑性の核心は、神経細胞を増やしシナプスのネットワークを強くすることです。
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3実践
脳と腸が点線でつながった図 腸と睡眠を大切に
腸はセロトニンを、深い睡眠はメラトニンと回復を助けます。
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4変化
穏やかな波が流れる脳と、ゆっくり打つ心臓 笑いも薬
新しい情報、笑い、幸せな経験が海馬と前頭葉を目覚めさせます。
- 関連記事:一生続くつながり:脳の可塑性
脳の可塑性の核心は、神経細胞の数を増やし、シナプスのネットワークを強くすること
年をとると頭がかたくなる、とよくいわれます。生まれて20代を過ぎると脳の働きは少しずつ落ちていくといわれますが、では、みなさんの脳はいまどんな状態なのか、「脳の可塑性を目覚めさせる方法」を自分で調べて確かめてみましょう。
2012年のはじめ、エディンバラ大学の研究チームが、遺伝子が知能にあたえる影響を調べました。その結果、24%しか影響しないという実験結果が出ました。受けついだDNAよりも、どう生きてきたかという環境や経験のほうが、知能に大きな影響をあたえていたという結果です。もうDNAの世界の「土のスプーン」「銀のスプーン」「金のスプーン」は関係ないというのですから、この文章を書いているわたしは、これからの自分の未来が明るく思えて、本当にうれしくなります。
脳の可塑性を利用すれば、脳がゆっくりかたくなるように、いえ、むしろ神経伝達物質の伝わり方が活発になって、さらに発達するようにできる、という話をずっとしてきたからです。
どれくらいやれば脳が育つのか、どれくらいの頻度で投資すればいいのか、気になるでしょう。
マグワイアの研究チームによる海馬の研究によれば、脳の可塑性は数週間や数か月でも起こるそうです。「早ければ2時間で変化が起こることもありますが、目に見えるかたちできちんとあらわれるには何年もかかることがあります」と、カナダのレスブリッジ大学のブライアン・コルブは語っています。
脳の可塑性の核心は、神経細胞の数を増やし、シナプスのネットワークを強くすることです。脳の可塑性は地図の役割を果たすだけなので、だれかが宝島の場所を教えてくれても、自分で宝島を探しに行かなければ、何十年たっても手の中には地図という紙きれしか残らないのです。
かんたんに言えば、木になったりんごをおいしく食べるにも、自分の手を枝にのばして、りんごのへたがとれるようにひねらなければなりません。そしてひと口かじってかんでこそ、りんごのしゃきしゃき感と甘さを味わえます。
つまり、わたしたちは自分にできるかぎりの努力はしなければならない、ということです。自分が望むひとつのことに向かって努力を続けながら、さらに効率を上げられる方法を一緒に取り入れれば、相乗効果が生まれて、目的をかなえるまでの時間を短くしてくれます!
キム・デソン著『結局、成しとげる人の脳はどうつくられるのか』にはこうあります。
「脳の可塑性はたがいにつながっている。リズムのようにつながっていて、たがいに引きよせあう。体はまるで磁石のようだ。自分と似た回路とつながっているのだ。自分の頭にポジティブな脳の可塑性があれば、それがつながる。もしナイフという概念が脳になければ、危ないということがわからない。恐れのシナプスがないので、恐れたり怒ったりすることもないのだ。だれかの態度が気に入らないこともあるだろう。否定的な感情がわくのは、否定のシナプスがたがいにつながっているからだ。こうした感情からぬけだすには、ポジティブなシナプスをつくらなければならない」
道をつくってこなかった分野の情報は、脳の可塑性ができるまでにより多くの時間がかかります。それが体を守るしくみだからです。ですから、脳が変化に慣れる時間をとって(男女が恋人になるまでに時間がかかるように)、脳がいま慣れているところなんだなと思いながら、『スラムダンク』の桜木花道のようにひたむきに続けていけば、しっかりした道ができるでしょう。
年をとらない脳(ゆっくり年をとる脳?)の話に戻ると、
知能は流動性知能と結晶性知能に分けられます。流動性知能は計算したり記憶したりする働きで、脳の働きの衰えとともに低くなります。でも結晶性知能は、学習と経験によって、年齢に関係なく伸ばしていけます。
脳の可塑性を引き起こす最高の方法は動くことです。体を動かすと、脳と体に血液を送る心臓が活性化し、エネルギーの20%を消費する脳の血流量も増えます。脳により多くの栄養と酸素が送られると、脳の働きが活性化し、脳の可塑性はさらに大きくなります。
高麗大学医学部のユ・イムジュ教授は、「運動するには、脳からそれぞれの筋肉を制御する命令がくだされなければならない。運動をしているようでも、実際には脳が体の各部分を動かすよう命令しているのだ。運動しているということ自体が、脳の回路が回りつづけているということだ。だから特定の脳の回路を根気よく活性化させることで、その部分の脳を発達させられる」と語っています。
体育主任教師のポール・ジエンタルスキーは、「運動が脳を刺激するのは、ただの思いこみではなく本物の科学です。運動、とくに心血管系の運動をすると、脳で分泌されるドーパミン、セロトニン、ノルエピネフリンといった化学物質が、脳の働きを実際に助けてくれるのです。記憶力や気分、警戒心、注意力、意欲に影響します」と語っています。
脳の可塑性に影響するのは腸
脳の可塑性に影響するのは腸です。マイケル・D・ガーション博士は、腸は第二の脳だと語りました。わたしたちを幸せにするセロトニンは、腸に集まっています。ですからセロトニンが足りないと情緒的な不安を引き起こし、またセロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンをつくる前駆体にもなります。
だから、腸が幸せでなければ脳も幸せになれません。お腹が痛いとやる気がなくなるのに、何かをしたくなったり、成果が上がったりするでしょうか!
脳の可塑性に影響するのは睡眠
脳の可塑性に影響するのは睡眠です。十分に眠らないと集中力が落ち、長期記憶がさまたげられて、勉強や仕事で成果を出そうとしてもむずかしくなります。
脳の可塑性に影響するのは、情報、笑い、幸せ
脳の可塑性に影響するのは、情報、笑い、幸せです。「うちは仲のよい家族だ」という情報のもとで笑いがあふれると、人は幸せを感じ、安心感をおぼえることを、みなさんも知っているでしょう。
このほかにも、脳は生き残るのに役立つ活動がおこなわれるときに幸せを感じます。お腹がすいたら食べ、眠くなったら眠るといった活動によって、幸せホルモンが分泌されます。
「脳は、どう使い、どう鍛えるかによって変わる。いやなことがあったからと落ちこんだままでいると、脳に影響する。心配しつづけると、神経の構造が否定的に変わる。実際、続くストレスとうつは、前頭葉と側頭葉が傷つく原因になる。前向きに、積極的に行動すれば、有益な脳の構造に変わるだろう。脳の可塑性をうまく生かす人は、どんなことも受けいれるように受けとめる。自分が考え、夢見るとおりに脳を変えて、脳の可塑性をうまく生かす。いやなことが起きても、しなやかに対処し、かんたんに解決しているように見える」
キム・デソン『結局、成しとげる人の脳はどうつくられるのか』
BTSが学んだ脳の可塑性の法則
コリアンスピリットのコラム「いまの自分の脳は、自分の脳なのか?」で、BOSの5つの法則が紹介されていました。
- BOS第1法則:しっかり目を覚ませ
- BOS第2法則:グッドニュースがグッドブレインをつくる
- BOS第3法則:選べば、かなう
- BOS第4法則:時間と空間の主人になれ
- BOS第5法則:すべての環境をデザインせよ
キム・デソン著『結局、成しとげる人の脳はどうつくられるのか』を読んで書きました。
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